「保育士・幼稚園教諭」にとって、ピアノの技術は必須となります。進学先の大学・短大・専門学校等でもピアノは必須科目です。進学してからピアノをスタートした方で大抵のは「ピアノに苦戦している」と身近からでも聞いています。進学してから苦労しないようにまずは進学前にピアノをスタートしておくことをオススメします。
どのレベルまでが必要?
保育士・幼稚園教諭になるためには、「バイエル」レベルの修了が必須です。
バイエルは基礎力を育てる程度のレベル。ここだけではスキルもまだまだ未熟。
そのため、バイエル修了後に行う「ブルグミュラー」では音色の表現力が学べるため、ここまで修了しておくと学校生活や就職しても安心です。
何年習えば習得できる?
人それぞれ進みのペースが異なるため、「何年でバイエルが修了できる」というのはお答えできませんが、お家練習をたくさん行える人は2年未満で修了できるでしょう。
進学先でも使用できる教材のオススメ
「バイエル」はどの出版社がオススメ?
「バイエル」といっても、出版社によりたくさん種類があります。
主に使われている出版社を紹介します。
「全音楽譜出版社」のバイエル
一番学校でも使われているのは「全音楽譜出版社」のバイエル。
「最新版」と「標準版」があり、学校で使われるのはほとんど「標準版」で、右手・左手どちらもト音記号からスタートします。
「最新版」は、最初からヘ音記号等が習えるため、ヘ音記号への苦手さが比較的少なくなるかとは思いますが、
「音楽之友社」のバイエル
次にオススメなのは「音楽之友社」のバイエルです。こちらも学校で推奨されています。
進学してから「楽典」の授業も受けますが、比較的簡単な「楽典」の内容も掲載しているため、先に知識を入れておけるのは嬉しいですね。
ブルグミュラー
バイエルで基礎力を付け、その次に音色の表現力が学べるブルグミュラーは、学習しておくことをおススメします。
「ブルグミュラー」はどの出版社がオススメ?
バイエルと同様に出版社により、ブルグミュラーの種類も豊富です。自分が見やすい教材を選ぶのも良いですが、オーソドックスなのは、「全音楽譜出版社」です。
まとめ
「保育士・幼稚園教諭」にとって、ピアノの技術は必須。進学した学校で困らないようにするためにも、早い段階でピアノを習っておきましょう。