こんにちは。現役ピアノ講師のみぃ~すけです♪
学校でピアノを演奏する機会というものはたくさんあります。候補者が多い場合にはオーディションなどが行われるため、オーディションにより通りやすくするための秘訣をお伝えいたします。
- 学校での伴奏に選ばれた
- 伴奏のオーディションに選ばれたい
- 伴奏の役割を知りたい
音やリズム、テンポは正確に
譜読みの際に、音の間違いやリズムはしっかりと確認しましょう。
また、伴奏譜には、必ずテンポの表記があります。
歌い手が歌いやすくあるために、伴奏者はテンポが速くなったり、遅くなったりしては絶対ダメです。
常にテンポを心で刻めるぐらい、お家練習時にメトロノームでの練習は必ず取り入れましょう。
演奏を止めてはいけない
前提として、まず最後まで止まらずに演奏を通せること。
伴奏者は演奏を絶対に止めてはいけないため、音ミスをしても止まらずに最後まで弾き切りましょう。
“ピアノソロ”と”伴奏部分”の演奏を分ける
ピアノソロ(歌がなくピアノのみの演奏のこと)での「前奏・間奏・後奏」部分は、ピアノソロらしく、音を響かせ華やかに演奏しましょう。
例えば「P(ピアノ:弱く)」と表記してある場合、体育館などの広い空間でP(弱く)で演奏しては音は全然響かないため、mf(メゾフォルテ:やや強く)」演奏するぐらいで演奏するぐらいがちょうど良いでしょう。
また、「歌がある部分の伴奏」に関しては、バスの音を響かせながら演奏すると良いです。
合唱での役割部分の把握
合唱での役割(ソプラノ、アルト、テナー、バス)のメロディーがどの様に動いているかを伴奏者も把握が大切です。
その役割の把握ができれば、歌い手を盛り上げる演奏もスムーズにいきます。
歌い手を盛り上げよう
伴奏者はただ演奏すれば良い訳ではありません。常に歌い手にとって歌いやすいように伴奏で盛り上げることがとても大切です。
楽譜に表記してある強弱記号以外にも、歌い手が盛り上がってくる箇所や少し気持ちを落とす部分など、歌詞を通じて伴奏の演奏も合わせて演奏できると、歌い手にとって歌いやすい伴奏者になるでしょう。
演奏中も常にメロディーを流す
お家練習時などでも、常にメロディーが頭に流れている状態で練習できるととても良いです。
YouTubeなどでも音源がある場合もあるため、たくさん聴くと良いです。
まとめ
伴奏者が歌い手にとっていかに大切か、お分かりになりましたでしょうか。オーディションに通るためにも音やリズム、テンポの正確さは大前提として、ピアノソロや伴奏の部分など弾き分けつつ、歌い手と一体になって伴奏を盛り上げていきましょう♪