こんにちは。現役ピアノ講師のみぃ~すけです♪
教室をスタートする際に悩むのが「入会金」についてですよね。世の中の教室も”入会金がある教室”と”ない教室”に分かれます。入会金が不要と考えているパターンと、必要と考えているパターンと併せてご紹介します。
入会金は“なし”の意見
一番大きいのは、子供の習い事は「続くか分からないため、高い入会金があると気楽に始められない」という理由です。
スタートしても、数カ月で辞めてしまう場合もあります。それでは支払い損になってしまうため、入会金が不要ならば、保護者さんも気楽にスタートさせることが出来ますね。
入会金は”あり”の意見
教室の中には、「入会金をいただいていない」教室もありますが、「入会金がなぜ必要なのか」考えたことはありますか?
入会金をいただく目的は大きく分けて3つあります。
教室をスタートするという意識づけ
まずは、保護者や講師自身に「これからピアノの習い事をスタートする!」という意識づけをさせるためです。
そして、人は、「せっかく入会金を支払ったため、頑張って続けよう!」という心理が生まれます。
そのため、入会してすぐの退会は防ぐことができます。
事務手数料
生徒が入会した場合、先生が行う事務手続きがあるため、「事務手数料」として入会金が発生するパターンです。
入会を決められて【これからスタートされる大切な生徒』となるため、先生は「どの教材が合うか?」など考えて、教材を注文しなくてはなりません。
すぐにスタートしたい方も中には見えるため、急いで用意する必要があり準備時間が取られることになります。
また、生徒情報として書類を作成したりすることも教室によっては発生するため、事前準備が必要になります。
集客のための広報費
入会金は広告費の回収でもあります。
集客のために様々な費用が発生していると思います。
などなど・・・。
集客をするためには様々な労力と時間、そして費用が発生してくるためです。
割引は必要?
教室立ち上げ時や、季節による「入会キャンペーン」などで【半額や割引、または0円】などと、お得感を出すことも戦略としては良いでしょう。
半額や割引などは、頻繁に行っていてはお得感がありません。
そのため、限定感を出すために1年の中で一番入会が多い「春」だけや、まだまだ募集をたくさんかけたい場合には、「秋」の時期も行うなどが良いでしょう。
「春」や「秋」の割引率を変更しても良いですね。
ただし、0円(無料)は教室の立ち上げ時など『今だけしかない特別割引』としておくことが大事です。
まとめ
入会金は”ない教室”と”ある教室”の2パターンに分かれます。入会金があるパターンとして、「入会金」は「意識づけ」「事務手数料」「広告費」として役割を担っていることがお分かりいただけたでしょうか。
また、レッスン以外でも教室は労力や時間、費用が発生しています。その分の費用を入会金から賄っていきましょう。また、割引なども上手く活用して集客に繋げることも大切です。